会長挨拶



会長 梅田成道

世界一長寿国の日本、高齢化率は既に21%、近い将来三人に一人が65歳以上という超高齢社会が来ることが確実視されています。
介護保険は、平成12年(西暦2000年)4月、益々進展する日本の高齢化と介護の社会化に対応する為、21世紀の介護として導入され開始されました。「いつでも、何処でも、誰にでも」「必要なサービスが、必要なとき、必要なだけ利用できる」ことを目指した画期的な介護の保険制度でした。
そして満6年を経過、サービス利用者は急増し、保険財源・保険料も急増、それに伴い事業者も正確な数がわからないほど様々な事業者が参入しております。これからも進展する高齢化をみると、保険料や利用料等の負担の増加は避けて通れない状況になっております。しかしながら、介護保険制度を崩壊させるわけにはいきません。充実発展させることが、「安心して老いられる社会」の構築につながるからです。

「人は誰でもが年をとる、一人としてなりたくて寝たきりや呆けになる人はいない。図らずも終末の一時期に介護が必要になったとき、何処で介護を受け、何処で生活するのが理想なのか。」これを追求してみると、それは住み慣れた家族のいる我が家であり、友人・知人のいる地域なのです。どんなに豪華なホテルのような施設を造っても、高齢者が本当に心を休め、生活する場にはなりきれません。家庭に勝る生活の場はないのです。その家庭での生活を支援するのが在宅介護です。埼玉県在宅福祉事業者連絡協議会は、平成10年3月、埼玉県で在宅介護に携わる事業者により設立されました。
埼玉県は全国で最も高齢化率の低い県ですが、今後は日本一のスピードで高齢化が進むと予測されています。このような中で、長い高齢期を過ごす方々が住みなれた地域社会の中で安心して暮らすためには地域全体の支えが必要です。
当協議会は、埼玉県民が等しく必要なサービスを受けられよう、地域格差間の解消やサービスの充実、信頼性の確保を図り、安心して老いられる社会の構築を目指し、県内サービス事業者の一致協力によって、「埼玉県に住んでよかった」と言っていただけるよう、安心してご利用いただける質の高いサービスを提供してまいります。ご支援ご鞭撻の程、お願い申し上げます。


設立目的

当協議会は、会員相互間の連携と協力によりサービスの質的向上と正しい知識の普及に努め、埼玉県内における在宅福祉サービス事業の健全な発展を促進することをとおして、豊かな長寿社会の実現に寄与することを目的としています。



主な事業
 

 (1)在宅福祉サービスに携わる事業者の資質の向上に必要な事業

 (2)在宅福祉サービスに関する勉強会の開催及び情報提供に関する事業

 (3)在宅福祉サービス事業者への研修事業

 (4)行政他関係機関との連絡調整及び協力に関する事業

 (5)会員相互の親睦、連絡及び情報交換に関する事業


  <事業報告>

平成10年度 平成11年度 平成12年度 平成13年度
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度




  埼玉県在宅福祉事業者連絡協議会
   埼玉県さいたま市大宮区桜木町1−12−5 沢田ビル4階
    tel 048-645-2950
    fax 048-645-2950
   e-mail info@zaitakunet.com



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