埼玉県在宅福祉事業者連絡協議会

発足10周年記念事業

平成20年11月17日(月)、さいたま市浦和区「浦和ロイヤルパインズホテル」において「埼玉県在宅福祉事業者連絡協議会 発足10周年記念事業」を催しました。

埼玉県在宅福祉事業者連絡協議会は、平成10年3月、埼玉県で在宅福祉サービスに携わる事業者により設立され、今年発足10周年を迎えました。平成12年4月の介護保険制度開始を間近に控えた中、県内サービス事業者の一致協力により、県民が等しく必要な介護サービスを受けられるよう、地域間格差の解消やサービスの充実、信頼性の確保を図り、安心してご利用頂ける質の高い在宅福祉サービスを提供する事を目的に協議会は歩み始めました。介護が必要になった方を社会全体で支える為の利用者本位の制度としてスタートした介護保険ですが、財政難を理由に繰り返された改正により給付は抑制され、事業環境の厳しさは増しています。しかし、当協議会会員事業者で働く皆様は、介護を必要とされる方が住み慣れた地域社会の中で安心して暮らせるよう、変わりなく在宅福祉サービスの提供を続けています。この記念事業は、そんなそんな皆様の労をねぎらうと共に、今後の活力にして頂きたいと開催しました。

埼玉県福祉部部長 石田義明様、埼玉県社会福祉協議会副会長 大津晄様、社団法人シルバーサービス振興会常務理事 吉田靜慈様をはじめとする来賓の皆様をお迎えして開催された記念式典では、優秀従業員として会員事業者より推薦された49名の従業員への表彰、及び、発足当初より準会員として当協議会の運営に協力頂いてる企業5社への感謝状授与が行われました。

引き続き開催された記念講演は、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授 神野直彦様をお迎えし「介護保険を始めとする社会保障制度の今後」についてお話頂きました。

懇親会では、古今亭志ん弥師匠の名司会により、歌あり笑いありのステージが繰り広げられました。
特別ゲストとしてお迎えした大村崑氏からは「元気で長生きする秘訣は、笑顔とおしゃべり。20周年に向けてお互い笑顔で元気に頑張りましょう。」とエールを頂きました。


安藤幸男会長より優秀従業員へ表彰状を授与

東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授 神野直彦様による記念講演

歌あり笑いありのステージが繰り広げられた懇親会




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